生物多様性の保全と
保全地域の維持管理・貴重な動植物の保全
「東京における自然の保護と回復に関する条例」に基づき指定された都内の保全地域(50地域)において、東京都の委託を受け、都民・事業者・ボランティア団体・自治体などの多様な主体と協働して以下の取組を実施しています。
保全地域の維持管理
保全地域における生物多様性の保全と安全性の向上のため、定期巡視、支障木・危険木等の伐採及び剪定、雑木林の萌芽更新や下草刈り、竹林管理、保護柵や看板等の補修工事、林縁部の保全、ナラ枯れ被害木の対応等を実施しています。
生物多様性に配慮した管理計画の策定及び実施
生物多様性保全に係る専門家からの助言、指導を得ながら、自然環境調査等を踏まえ、保全地域活動団体や自治体等の多様な主体と連携し、各保全地域の生物多様性や魅力の向上を図る計画を策定し、実施しています。
希少動植物の保護や外来種の対策
保全地域における希少動植物の生育状況や盗掘等被害状況の確認及び保護や生育環境を保全するための植生管理を実施しています。
また、保全地域本来の生態系に影響を及ぼす外来種の捕獲等調査や除去を実施しています。
保全地域活動団体の支援
保全地域活動団体の技術支援を目的として、保全活動に用いる用具の取扱いや応急救護等の講習会を運営しています。
また、保全活動に必要な資機材の貸与・支給を行っています。