研究テーマ |
有害化学物質の分析法・環境実態に関する研究
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研究期間 |
2014(平成26)年度~2016(平成28)年度 |
研究目的 |
都民への有害な影響を及ぼす可能性を視点に、優先度の高い化学物質を明らかにして、その排出源等を調査するとともに環境運命を解明する。また、化学物質の都内における影響の評価手法について提言を進める。 |
研究内容 |
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(1) 都内環境実態の継続監視
大気、水、底質、生物の試料採取及び分析(都内定点におけるPRTR法や化審法対象物質、POPs等(ダイオキシン含む)の環境残留状況調査)
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(2) 化審法関連物質に関する排出源の把握、環境運命の解明
臭素系難燃剤等、毒性、残留性を有する化学物質について、底質や生物試料の分析を通じての環境運命の解明、都民や水生生物への曝露量の推定を進める。
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(3) 都民に対する影響の懸念がある物質の選定
有害性や都内における排出量からリスクの高い可能性のある物質のスクリーニングを行い、スクリーニングした化学物質の環境調査の手法について検討を行うとともに調査結果の解析を行う。また、学識経験者等の意見を踏まえながら、環境調査を進め、化学物質のリスク評価を行うための重要な資料としていく。
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事前評価 |
A3名、B2名 |
評価コメント及び対応 (同様の評価及び対応は、まとめて記載) |
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