私たちにできる適応策
気候変動の影響を回避・軽減し、よりよい生活ができるようにしていくために、個人でできる「適応」の取組の一例を紹介します。未来のために、できることからはじめてみましょう。
水を大切に使おう!
気候変動の影響によって、雨が降る日がだんだん少なくなる可能性があります。普段から水を大切に使いましょう。エネルギーの節約にもなります。
家庭でできるかんたんな節水
- はみがきの時に水を流しっぱなしにしない
- お風呂のシャワーはこまめに止める(節水型シャワーヘッドを使うのも◎)
- 食器を洗う時に水を流しっぱなしにしない
- なるべくまとめて洗濯する …etc
普段から水を無駄にしていないか、意識して生活しましょう。
熱中症を予防しよう!
気温が上がることで、熱中症になる可能性が増え、これまで以上に熱中症に気をつける必要があります。暑い日は、こまめに水分補給したり、外に出るときは、帽子をかぶったりして、熱中症を予防しましょう。
熱中症の主な症状
- めまいやほてり
- 筋肉痛・筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかき方がおかしい
- 体温が高い、皮ふの異常
熱中症予防策を持ち歩こう
熱中症予防の基本的な対策をまとめました。
色鉛筆やペンで色を塗って、自分だけの豆本を作りましょう。
作った豆本は持ち歩いて、いつでも予防策を確認できるようにしましょう。
自然災害に備えよう!
雨が降る日が少なくなる可能性がある一方で、一度に降る雨の量が極端に多くなったり、大型の台風が来る可能性があります。災害にそなえるために、避難場所や避難経路を事前に調べておくことも大事です。
チェックシートで備えを確認しよう
極端な大雨や台風による大雨に対する日頃の準備がどれだけできているか、チェックシートで確認しておきましょう。
災害は突然やってきます。チェックができていなかったところは、早めに対策しましょう。
虫刺されに気をつけよう!
気温が上がることによって、寒い地域に住めなかった虫の生息域が拡大し、北上してきています。例えば、デング熱という病気を広げる蚊の住める地域が北に広がっています。蚊に刺されないように注意しましょう。
デング熱について
ヒトスジシマカ等の蚊が運ぶウィルスが原因となる病気です。2014年、代々木公園などで感染したと考えられる患者が発生しニュースになりました。温暖化が進むことによって、将来的に流行することが心配されています。
すぐにできる対策
- 外に出るときは虫よけスプレーをする
- 肌の露出を少なくする
- 蚊取り線香や液体蚊取り、蚊帳などを使う
- 屋外に水がたまるものを置かず、片付ける(バケツや古タイヤ、じょうろ等)
本サイト上の文書や画像等に関する諸権利は公益財団法人 東京都環境公社に帰属します。本サイト上の文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。