水素エネルギー出前授業

水素エネルギー出前授業とは?(小学校向け)

持続可能な脱炭素都市の実現に向けて活用が期待される「水素エネルギー」を学ぶ小学校向けの出前授業です。
水素情報館「東京スイソミル」のコンテンツを活用した授業を通して、将来を担う小学生に「水素エネルギー」への理解を深めてもらうとともに持続可能な社会づくりのために行動できる人材育成を目的としています。
オンラインによる授業も可能です。学校のご要望に合わせて実施いたしますので、お気軽にご相談ください。

授業のコンセプト

  • 「水素」の特徴や「水素エネルギー」の可能性を燃料電池自動車など実例を用いて、分かりやすく伝える。
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で活用が期待されている「水素エネルギー」によって未来の生活がどのように変わるのか、生徒自らが考え、カードに書き出す。
  • 「水素社会」がもたらす、未来の生活の変化を既存の学習内容と照らし合わせて学び、グループワークを通じ、協力して「未来のまち」を完成させる。

標準的な授業の流れ

【導入】
 オリンピック・パラリンピックが社会を大きく発展させるきっかけになることをクイズ形式で学び、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会で水素エネルギーの活用が期待されていることを紹介

【展開】
① 水素社会の技術と社会の変化
燃料電池自動車、家庭用燃料電池等水素が活用されている技術、将来の水素社会で期待されることなどを学習。学習したことのアウトプットとして、燃料電池自動車や家庭用燃料電池などのカードに気づいたことを記入し、ワークシートに貼る。

② 燃料電池実験
手回し発電で発生し電気で、水の電気分解を行い、水素を取り出す。
取り出した水素を燃料電池へ…果たしてどうなるのか。

③ 燃料電池自動車についての説明
実際に燃料電池自動車を学校に運び、発電の仕組み、排気ガスではなく水が排出される様子などを説明。

④既存の学習内容との関係について考える。
水素社会の実現による変化と各学年の学習内容を関連付けて学習する。
 [4年生] 社会「健康なくらしとまちづくり」
 [5年生] 社会「日本の工業」
 [6年生] 社会「日本と世界のつながり」

【まとめ】
ワークシートの仕上げとして、「未来のまち」の名前をつけ、班ごとに発表するとともに本日の授業を振り返る。

実施要件

対象23区内・多摩地域の小学校 (4年生〜6年生)
実施可能日平日、時間は要相談。
所要時間基本単位:1〜2コマ
対応可能人数40名程度まで ※クラス単位での実施
講師東京スイソミル スタッフ
備考詳しくは下記問い合わせ先までご連絡ください。
実施回数に限りがありますので、ご希望に沿えない場合がございます。

過去の開催実績

お問い合わせ

水素情報館東京スイソミル
TEL03-6666-6761

公益財団法人東京都環境公社
総務部 経営企画課 SDGs推進室
TEL:03-3644-2166 FAX:03-3699-1409