令和7年2月15日(土)にすみだ水族館にて、海ごみ問題と、その解決に向けた取組について学び、周辺地域でごみ拾いを行うイベントを実施しました。
開催概要
開催日時:令和7年2月15日(土)9:30~12:30
開催場所:[講義] すみだ水族館 内、[ごみ拾い] 東京スカイツリータウン®周辺
参加人数:27名(14組)
開催概要はこちら
内容
すみだ水族館 /オガサワラベースでの講義
すみだ水族館には、小笠原諸島の情報発信基地となるオガサワラベースがあります。本イベントでは、小笠原の海ごみ問題について、すみだ水族館の副館長・柿崎様から、小笠原での清掃活動をはじめとする、すみだ水族館が実践している海ごみ削減に向けた取組や、生き物との共生についてお話しいただきました。オガサワラベースの生き物を観察しながら、未来までつながる持続的な取組を行うために大切なことを学びました。

荒川ブラックスーツ団 / アクアアカデミーでの講義
荒川を拠点に河川ごみの清掃活動を行う環境問題啓発系YouTuber「荒川ブラックスーツ団」から、荒川のごみの状況をご紹介いただくと共に、海ごみ問題についてお話しいただきました。街から発生したごみが河川に流れ、海ごみとなることを確認し、海ごみ問題がわたしたちの生活に身近な課題であることを学びました。

ごみ拾いの実施
街に落ちているごみの様子を知るために、参加者の皆さまで東京スカイツリータウン®周辺の清掃を40分間行いました。本イベントを実施した墨田区の分別ルールに従い、燃やすごみ、燃やさないごみ、資源ごみの3種類に分別しながらごみ拾いを行いました。回収されたごみには、吸い殻やお菓子の袋などの小さなごみから、壊れた傘といった大きなごみまでありました。
ごみ拾い後は、どのようなごみを拾ったのか、参加者の皆さまから発表していただきました。また、海ごみ問題にまつわるクイズ大会を実施し、ごみを減らすためにわたしたちができることを考えました。
皆さんで拾ったごみの総重量は7.6kgでした。内訳は、燃やすごみ3.55kg、燃やさないごみ2.4kg、資源ごみ1.65kgでした。

イベント参加者からのご感想
<本イベントで一番印象に残っていること>
・水族館の方の講義で、ウミガメが海岸のごみに阻まれて海までたどりつけないと知ったこと
・海ごみが街から出ているということ
・ごみ拾いで植え込みにたばこのごみなどがあり、頑張って探したこと
・実際にごみ拾いをしてみて捨てられているごみの多さを改めて実感したこと
<本イベントに係るご意見>
・勉強+実践の組合せがとてもよかったです。
・また、このようなイベントがあったら参加したいと思いました。
・世界の環境問題に興味を持てました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。